社号 | 堅田神社 |
読み | かただ |
通称 | |
旧呼称 | 大梵天王宮 |
鎮座地 | 兵庫県神戸市西区平野町黒田 |
旧国郡 | 播磨国明石郡黒田村 |
御祭神 | 大己貴命、豊磐窓命、櫛磐窓命 |
社格 | 式内論社 |
例祭 | 10月スポーツの日の前日 |
堅田神社の概要
兵庫県神戸市西区平野町黒田に鎮座する神社です。
社伝によれば、明徳二年(1391年)六月三日に堅田地区(旧・鴨谷村)の「堅田神社」から勧請したと伝えられています。
江戸時代以前は堅田地区の「堅田神社」と同様、大梵天王宮と称し、その名の通りインドの神ブラフマーが仏教に取り入れられた梵天を祀っていたものと思われます。
当社は式内社「彌賀多多神社」の論社の一つとして挙げられることもあるものの、上述のように当社は堅田地区の「堅田神社」から勧請され、その堅田地区の「堅田神社」も『延喜式』の完成以降の創建で、さらに同社の境内社こそが式内社であるとも言われていることから、参考程度に留めておくべきでしょう。
境内の様子
当社は黒田地区の集落の南側にあるちょっとした丘の上に鎮座しています。
丘の北側に入口があり、鳥居が北向きに建っています。
鳥居をくぐると坂になっている参道が続き、途中には注連柱が配置されています。
参道の坂を上りきったところの右側(西側)に手水舎が建っています。
坂の上は平らな空間になっており、奥に社殿が東向きに並んでいます。
拝殿は本瓦葺の平入入母屋造。
拝殿前に配置されている狛犬。
拝殿後方に桟瓦葺(トタンの上に葺いている?)の妻入入母屋造の覆屋が拝殿と接続して建っており、全く見えないものの内部に本殿が納められているようです。
本社社殿の右側(北側)に二社の境内社が鎮座しています。
本社拝殿の右側(北側)に「天神社」が南向きに鎮座。
玉垣に囲われ、覆屋の中に銅板葺の一間社流造の社殿が納められています。
天神社の左側(西側)のやや小高いところに「稲荷社(玉森大明神)」が南向きに鎮座。
斜面上の石段の始点と途中にそれぞれ朱鳥居が建ち、奥に玉垣に囲まれて、覆屋に銅板葺の一間社流造の社殿が納められています。
天神社と手水舎の間には大規模な灯籠が建っています。立派な石垣、木製の火袋、本瓦葺の切妻造といった構造で、神社の規模の割には破格の設備のようにも感じられます。
地図
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