社号 | 堅田神社 |
読み | かただ |
通称 | |
旧呼称 | 大梵天王宮 |
鎮座地 | 兵庫県神戸市西区平野町繁田 |
旧国郡 | 播磨国明石郡繁田村 |
御祭神 | 大己貴命、素盞嗚尊、住吉大神、顯宗天皇、仁賢天皇 |
社格 | 式内論社 |
例祭 | 10月スポーツの日の前日 |
堅田神社の概要
兵庫県神戸市西区平野町繁田に鎮座する神社です。
社伝によれば正応五年(1292年)十一月二十八年に堅田地区(旧・鴨谷村)の「堅田神社」から勧請したと伝えられています。
江戸時代以前は堅田地区の「堅田神社」と同様、大梵天王宮と称し、その名の通りインドの神ブラフマーが仏教に取り入れられた梵天を祀っていたものと思われます。
当社は式内社「彌賀多多神社」の論社の一つとして挙げられることもあるものの、上述のように当社は堅田地区の「堅田神社」から勧請され、その堅田地区の「堅田神社」も『延喜式』の完成以降の創建で、さらに同社の境内社こそが式内社であるとも言われていることから、参考程度に留めておくべきでしょう。
境内の様子
当社は繁田地区の東側にある丘陵の縁に鎮座しています。
丘陵の北西麓に入口があり、鳥居が北西向きに建っています。
鳥居をくぐって参道を進んだ様子。
鬱蒼とした社叢に包まれ、斜面上に石段が伸びています。
石段途中の右側(南側)に手水舎が建っています。
手水舎からさらに石段を上ったところに社殿が西向きに建っています。
この社殿は厳密には覆屋で、暗くてわかりにくいものの内部に複数の本殿が配置されています。
覆屋の形式は銅板葺の妻入入母屋造(背面は切妻造)で、前面に庇が付き、庇部分にも壁が設けられて左右が部屋状になったもの。
覆屋の前に配置されている狛犬。
参道脇に配置されているコンクリ製の祠。朽ちており祭祀が行われているのか不明。
明石川沿いの当社周辺は長閑な光景が広がっています。
これに対し当社の鎮座する丘陵の上は高度経済成長期に西神ニュータウンとして大規模に開発されており、対照的な光景となっています。
地図
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