社号 | 八幡社 |
読み | はちまん |
通称 | |
旧呼称 | 川中厄除八幡社 等 |
鎮座地 | 兵庫県三木市志染町安福田 |
旧国郡 | 播磨国美嚢郡安福田村 |
御祭神 | 応神天皇 |
社格 | |
例祭 | 2月19日 |
八幡社の概要
兵庫県三木市志染町安福田に鎮座する神社です。
康安元年(1361年)九月十五日に勧請されたと伝えられています。
その他の当社に関する由緒等は特に伝承も無いようで詳らかでありません。
当社境内に鎮座する「御坂社」は式内社「御坂神社」の論社の一つとなっています。
式内社「御坂神社」についての詳細は御坂地区に鎮座する「御坂神社」の記事をご参照ください。
当地は『播磨国風土記』に三坂神の鎮座地と記している「志深里」の範囲内と推定され、かつ御坂地区の「御坂神社」の旧地があったという志染中地区にも隣接しています。
この点から、当社境内社の「御坂社」は境内社ではありながらも式内論社としては比較的有力であると言えるかもしれません。
ただ、こちらも伝承に乏しく詳細を明らかにするのは困難となっています。
式内社
境内の様子
当社には鳥居が無く、境内西側の道路から直接境内へと入ります。
入口そばに配置されている手水鉢。
境内の中心に社殿が南向きに並んでいます。
拝殿は銅板葺の平入入母屋造。当社社殿は昭和五十六年(1981年)に改築されたもの。
拝殿前に配置されている狛犬。右側(東側)のものは顔面がえぐれています。
拝殿後方に建つ本殿は銅板葺の流造。身舎は壁で囲われ、拝殿とを繋ぐ幣殿と接続したものとなっています。
本社本殿の周囲に複数の境内社が鎮座しています。本社拝殿の左側(西側)から奥の空間へと入れるのでここから時計回りに紹介していきます。
本社本殿の左側(西側)に三社の境内社が一つの覆屋に納められて東向きに並んでいます。社名・祭神はいずれも不明。
社殿は左側(南側)から順に春日造、流見世棚造、春日見世棚造。屋根はいずれも板葺。
上記の三社の右側(北側)、境内の北西奥に「大○(「歳」か?)社」が南向きに鎮座(社名を示す札が掠れて読めず)。
覆屋の中に檜皮葺の一間社流造の社殿が納められています。
大○社の右側(東側)、本社本殿の後方に「素盞嗚社」が南向きに鎮座。
覆屋の中に板葺の一間社流造の社殿が納められています。
素盞嗚社の右側(東側)に境内社が南向きに鎮座。社名を示す札は掠れて全く読めません。
消去法からこちらが御坂社である可能性があります(ただし本殿西側の三社の中にある可能性もあり)。
覆屋の中に板葺の一間社流造の社殿が納められています。
大○社と素盞嗚社の間には二基の石祠があり、いずれも祠の中には複数の丸石が納められています。詳細不明。
由緒
扁額
八幡社由緒
地図
関係する寺社等
御坂神社 (兵庫県三木市志染町御坂)
社号 御坂神社 / 御阪社 読み みさか 通称 旧呼称 鎮座地 兵庫県三木市志染町御坂 旧国郡 播磨国美嚢郡上村 御祭神 八戸掛須御諸神、大物主神、葦原志許男神 社格 式内社、旧郷社 例祭 5月3日 ...
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